ラウンダバウト

英語を教えています。自分の授業改善のためだったり、好きなモノ、コトをつづっていきます

クラスで神経衰弱!「何の達人?」

 久しぶりの更新となります。今回はHR活動編です。表題からすると「なんだトランプで神経衰弱ね」となりそうですが、もちろんただの神経衰弱ではありません!

クラスの子たちに作ってもらった学級目標をより意識してもらうための、そしてお互いのいい面をみてもらうための活動です。そして、ここには書きませんが、別の意図もあり、副担任の先生がアイディアを出してくださり、二人で一緒に考えました。

【準備】

①名刺カード(だいたいの学校にありますよね?)

②ペンのセットを班に1つ(油性でも裏写りせずに大丈夫でした)

の2点です。②はもちろん生徒が各自持っているものでもOKです。

【実際の活動】

⓪「テスト前の息抜きorテストのために記憶力アップのトレーニング」として生徒に趣旨を話します。今思えばここで学級目標を確認してもよかったかもしれません。

①生徒に隣の席の子が「何の達人」かを書いてもらう。

②プロジェクターか黒板に「達人の例」のリストを投影する

 (なければ手元に印刷した用紙を配ってもいいと思います)

③のちに書いてもらったカードを使って4~6人グループで神経衰弱をするので、書けたらペアの子にその内容でいいか確認する。そう思う理由を伝えるように指示します。

④合意出来たらグループで発表。さきほどの理由もシェア。

⑤神経衰弱のルール説明 *書いてあることを読み上げる

⑥神経衰弱開始!(枚数が少ないので、いきなり総どりになることもあります(笑))

⑦「早く終わったグループはもう一回どうぞ」とアナウンス。すべての班が2回はやったかなというところで、班のカードを預かり、他の班のカードとシャッフル!

違うグループのカードで神経衰弱開始!

⑨キリのいいところで「終わりにしてください」コール。

 最後に5つある「学級目標」のどれを意識した活動だったか班で考えてもらい、

 班の代表の生徒に発表してもらいます。この時に「正解はない」ことも伝えます。

⑩担任・副担からコメント

【活動の注意点】

*カードに書いてあることを読み上げるのがポイントです。

*また、授業中やLHRで「お互いの考えなどを知る活動」をある程度こなしている

 とよりよいと思われます。もしくは、お互いのことが分かってくる2学期以降が

 オススメの実施時期だと思います。

その日に副担の先生と相談して1時間くらいで考えて準備し実施した活動です。どうなるか二人でドキドキしていましたが、本当に盛り上がりました。ですが、最後の話し合いでクラスの課題も浮き彫りに。ですが、それを乗り越えるのと、そのままのクラス。どちらが皆さんの目指すクラスですか?と投げかけて終了です。

追記:全日制では副担任の先生はあまり教室に入ることが少ないイメージですが、私は基本手になるべく多くの方に関わっていただきたいので、できる範囲でLHRなどに来ていただければというお話をしていました。ありがたいことにかなり足を運んでくださる方で、私より生徒に慕われてます(笑)本当に有難いことです。いずれにせよ、少なくとも2人でみんなを見てるよ!ということが伝わるといいなと思います。