ラウンダバウト

英語を教えています。自分の授業改善のためだったり、好きなモノ、コトをつづっていきます

初任としての心構えは?

 日々の忙しさにかまけてずっと更新していなかったので、本当に久々の更新です。どのくらいの方がこのブログを読んでくださっているのかわかりませんが、まだまだ私の備忘録的な意味合いが強いです。どんなテーマでどんな書き方なら有益になるのかは、今年1年を通してのオンライン上の課題です。

 それはさておき、今回のテーマは「初任者としての1年は、どんな指針を持って動けばいいのだろうか」です。初任者となって三カ月と少しがたちました。多くの先生方から「三カ月くらいたったけどどう?」というふうにお声かけをいただきます。それに対する私の正直な感想としては「まだまだその日その日で精一杯です」というのと「自分の知らない世界があったんだ」というのが一番近いかもしれません。自分が関わったことのないような世界で生きてきた子たち。詳述はできませんが、想像や想定をはるかに超えていました。日々入ってくる情報に、もし自分が同じ立場だったらどう動くかと考えると、答え(「正解」ではない)が出せない自分がいます。彼らとどういう風にかかわっていくか、何が彼ら自身の+となるのか、そんなことを悩む日々です。そんななか、先生方のお話やお叱りから、自分なりに今年ポイントになりそうなことをまとめてみたいと思います。

 ①嫌なことから逃げてはいけない

数か月仕事をしてきて、色々な局面・場面を体験しました。その中には理由をつけて、自分の中で正当化して避けたくなるものもありましたし、中途半端な気持ちで逃げてしまったこともあったと思います。でも、そこで踏みとどまらないといけないなと感じています。時間がかかっても1つ1つつぶしていくしかありません。逃げずに取り組まないと何も進歩がないだろうし、失敗しても必ず何か得るものがあると信じてやっていこうと思います。

 ②訊く人を間違えてはいけない

なにかわからないことが出てきたときに、「誰かにきこう」というのはすぐに思いつくことですが、では「誰に聞くか」「どう聞くか」はとても重要な気がします。誰に教えていただくかで、失敗したことへの対処の方法や、その後の道が変わる気がします。その場の雰囲気や流れで、「聞きやすい人」にきいてはいないか?というのが反省点の1つです。すごいなと感じる年配の先生に伺うと、かえってくるのはほとんど「自分にとって苦手な人、または聞きにくい人」との答えが返ってきます。そしてその人が教えて下さるかは、自分が常日頃どれだけ動いているかだとおっしゃいます。うーん、耳が痛い。また、「どう聞くか」は自分のできることをしたうえで、下調べ・経過・考えを伝え、どうしたらいいかを伺う。これにつきる感じがします。また、当たり前のようなことも初任の今のうちはきいてしまおうと思っています。コミュニケーションも含めて「これって、これこれこうでいいんでしたっけ?」みたいに(笑)

 ③優先順位は?

どんな仕事でもそうだと思いますが、とつぜん降ってわく仕事があると思います。生徒指導もそうですし、分掌関係もそうかもしれません。そうなったときに「自分がそのときに最優先取り組まなければいけないことは何か」を考えて行動しなきゃいけないなと感じています。最優先はどう考えても生徒にかかわること・人の気持ちにかかわることですよね。そんな時にパソコンかたかたというわけにはいきません。でも、中には微妙なものもあって、どっちを優先したらいいのかわからないという時があります。このことは誰々に報告したほうがいいのか、あえて報告しない方がいいのか(基本報告するべきだと思いますが)とかもそうですね。その辺の見極めがまだまだだなーと思います。

 

他にも「悩む前に動け」とかがありますが(僕の場合は石橋を叩きすぎるのでとくにそう)、けっきょくどんなことも「生徒がいるところに行く」のが僕たちの仕事であり根幹なのかな感じた数カ月でした。偉そうに色々書きましたが、私自身全然できていないので、明日からの自分に期待です(笑)